勉強会レポート(バックナンバー) 

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             1月度(CVS部会)
             
1月度(情報ネットワーク部会) 
             
11月度(SS部会)  
             
10月度(病医院部会)   
             
6月度(マインドマネジメント部会)  
             
5月度(病医院部会)


平成15年1月度発表 コンビニエンスストア部会
「お客様のニーズに応じたダイナミックな店内レイアウト/陳列による売上アップ」提案
(発表者:荒島和彦、武田泉、鈴木孝雄、大北武志)

内容:
診断士として職域開拓を行うためには提案スキルの向上が欠かせません。お客様の琴線に触れる洞察力に富んだ内容を提案書に盛り込むことが、成約の鍵になります。
 今回は、この提案スキルの向上に資するため、下記仮説に基づいた提案書の作成にチャレンジしました。今後当提案書をもとに提案活動をしていきたいと考えています。

仮説:
1.お客様ならびにお客様の来店目的は、平日・休日、時間帯(朝・昼・夜)により異なる。
2.お客様ならびにお客様の来店目的に応じたダイナミックな店内レイアウ ト・陳列をすることで、お客様の満足度は高まり、結果として売上アップにつながる。


平成15年1月度発表 情報ネットワーク部会
「ベンチャーサイト運営支援事例 :その経過報告と今後の見通し
(発表者:遠藤修平 他)

ベンチャーサイトのサポート内容

今回の支援内容は、サイト運営者の考え出した市場予測理論を実践する業務であった。web上でアンケートを実施しその分析結果を予測理論へ反映させるもので、運営者の不得手なアンケートの設計や分析、web調査の実務をサポートする業務が中心となった。

幸いにも、無名サイトながらタイミングよく大手の検索サイトの懸賞コーナーへ数週間にわたり登録され、当初の目標数の5倍近い回答数を回収することができた。

専門領域支援の難しさ   

専門領域に対する支援業務の場合、内容がかなり複雑かつ深く短期間のうちに要求水準に見合うサービスを提供していくためには、その依頼内容を分解し、その領域ごとにどのような知識や経験が必要かを見極め、そのに見合う人材と意見交換しながら進めていく事が要求される。
今回の案件では、対象業界の知識、統計解析の知識、webの知識商品開発業務の知識が必要となった。幸いにも短期間のうちに、不足する知識を補充することができた。

この案件は進行中であるが、この支援業務を通じて個人のスキル拡張とネットワーク(人脈)づくりの必要性を痛感した。さらに、目的に沿ったバーチャル支援チームをコーディネートするスキルが最も重要であると強く感じた。


平成14年11月度発表 SS部会
「商売を継続すべきか、止めるべきか」 〜不採算SS撤退プランの検討〜
(発表者:林 信二、福原弘夫、下里正人、古屋弘隆)

Y社は関東地区で4つのSSを持っている。そのうちの一つについて「商売の継続可否」を、以下の視点で検討した。

1.対象SSの現状

立地は幹線道路から少しそれている。広さは90坪程度。フルサービスのSS。 半径3キロ圏内に競合店が3つあり、すべて250坪以上のSSである。また、そのうち2つはセルフSSである。以前は、セルフSSの1円高程度の価格で販売していたが、価格競争に耐えられず、セルフSSの4円高程度に値上げしたら売上が激減してしまった。ハード面、 ソフト面とも特徴がなく、苦戦が続いている。

2.継続可否の検討内容

(1)財務分析:
 営業利益率、経常利益率ともに業界平均(「中小企業の経営指標」より)を大きく下回っている。資金繰りも極めて悪い。
(2)自店・競合店調査:
 自店と競合3店について、店舗レイアウト、出迎え、給油対応、精算、スタッフ印象、クリンリネスなどについて評価。自店は競合店に比較してほとんどすべての項目で評価点が低かった。

3.検討結果

ハード面での見劣りについては早急な改善は困難であり、当面ソフト面の充実を図る以外に生き残りの道はないが、これらの改善を図るには、人的資源の全入れ替え、マニュアルの作成・訓練が必要であり、早くても2〜3ヶ月は時間を必要とする。また、現場の強力なリーダーシップを取れるマネジャーも必要である。 しかし、新たな投資にはリスクの負担も伴う。よって、早期に営業を止めることが望ましい。

4.今後の課題

当SSの場合、土地は借地であるし、家族経営というわけでもないので、撤退の「後遺症」は大きくないと思われる。しかし、4店舗のうち1店舗分の売上がなくなる分、全社的にどう対応していくかが課題となると思われる。  


平成14年10月度発表 病医院部会
「A病院の患者調査を通して見た現状分析及び競合病院との比較」(中間報告)
発表者:藤沼 智弘、吉野 邦、磯村 幸一郎

東京多摩地区の郊外に位置するA病院について、平成13年5月に約4,000枚のレセプトをもとに調査を実施した。

レセプト集計結果からの考察  

@近隣周辺地域の患者が多い(市内90%、市外10%)   
 病院の診療圏は通常自院を中心に半径20Kから30Kといわれているが、A病院の診療圏は狭小な範囲であった。  
A女性の患者比率が低く、施設の新しさ・綺麗さ・清潔度などで 女性から敬遠される要因が考えられる。  
B年齢階級別分布表
 再診患者の平均年齢59歳、初診患者のそれよりも17才高い。
 今後高齢化が進むと現在の平均在院日数16日を維持することが困難となる可能性がある  
C診療圏の今後の見通しについて
 市内90%、市外10%、今春開業した大型病院により特に北部地域の患者が減少することが予想される  
Dマーケットシェアの把握について
 一般論としては、医療の主な対象は疾病であり、性別と年齢に 影響される傾向が高く、このため病院はストレートに人口構造の影響を受けることになる。診療所や歯科診療所が都区部に集中するのは当然であるが、開業している病院のマーケティングを考えると、  
 (イ)適切な診断や医師のインフォームド・コンセント  
 (ロ)院内の雰囲気、看護職員などの接遇態度  
 (ハ)社会貢献活動、広報活動など
の患者満足経営を志向することが重要と考えられる。  

しかし、A病院の事例からは、施設の感性的な面、交通の便利さ適切な診断や医師のインフォームド・コンセントや院内の雰囲気、看護職員などの接遇態度などは、口こみによる評判の影響が病院選択(病院の医療技術の高さなどは公表されていない)の大きな影響要因と思われる。

競合病院との比較考察

平成14年3月に新設されたB大学付属病院が
 @完全電子カルテ方式(患者への開示対応可)
 A新築の病棟に最新医療設備導入
 B暖房便座付きウォシュレットトイレ
 C小児科専門医常駐
等、模範となりうる優れた総合病院であり、今後最大の競合先になる。
しかし、救急業務については競合先だが、その他はむしろ提携先と考えるべき

A病院の今後の方向性について

他院との競合を避けた診療科を選んで専門病院化するとか、休日診療に進出するなど明確な戦略を打ち出すことが必要であろう。


平成14年6月度発表 マインドマネジメント部会

「中小企業『燃える企業風土・組織づくり』支援の模索」(古屋良隆会員)

  中小企業においてはマインド重視のコンサルが重要である。経営者自らが“気付く”ように仕向け、従業員が”やる気”のある企業風土をつくり、夢を共有することが重要である。
(中小企業経営支援に対する理念: http://homepage1.nifty.com/fuyo-mc/  ご参照。)

「マインド重視のコンサルティング技法の研究」(市川卓会員)
 今後経営者にとっては論理的思考が欠かせなくなっている。

「雇用維持は企業の義務」(新山光一会員)
 従業員の生活確保のため、雇用維持は企業の絶対的使命である。


平成14年5月度発表 病医院部会

「医療制度改革、診療報酬改定と中小病院の経営課題」(古屋良隆会員)

 医療制度改革は少しずつ進んでいるが、中小の病医院にとってはかなり厳しい方向に固まりつつある。医療制度改正、診療報酬改定を鑑みながら、中小病院の経営課題を論じた。



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